穴を開ける道具である。手のひらがむず痒くなる記憶が蘇る。
鋸や金槌などのような、直接的な働きをするものではない。
釘を打つための穴を開けたり、ボルトを打つための補助的な穴を開けたりするのだが効果だけを捕らえると、あまり魅力のない道具なのである。
しかしこの錐がなければすべての事は始まらない。縁の下の力持ち的な道具。